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初夏の奈良・斑鳩(1) [神社・仏閣]

このところ熱くなったり寒くなったりと寒暖の変化が激しいですね。
昨日の大阪、雨がパラついていました。もうすぐ梅雨でしょうか。

五月病という訳ではありませんが、このところ体調不良が重なり、
何事にもやる気がちょっとなくなってしまっています。
このままではいかんのですが...orz


さて先週の土曜日、久しぶりに神戸のF氏に会いました。
あっ、同じFでも男です。素敵なイラストのF女史(ふぢたしょうこさん)では
ありませんでした。うーん、ちょっと残念!!

(参考)
 ふぢたしょうこさんのブログ「それそれ日記」はこちら。
 http://ferica.blog.so-net.ne.jp/


さて”男の”F氏が「法隆寺に行きたい!奈良の世界遺産を制覇したい!」との
希望を出しましたので、つきあうことに。


JR大和路線の大和路快速で、大阪駅から法隆寺駅へ向かいます。
法隆寺駅。お寺の雰囲気が感じられる建物です。
20120512(01)法隆寺駅.jpg

実際の法隆寺は駅から結構離れています。門前まではバスも出ていますが、
運動不足の解消も兼ねてこの日は歩くことにしました。

案内看板によると1.4km、約20分といったところでしょうか。
20120512(02)看板.jpg


マンホールの蓋にもデザインが施されています。
20120512(03)マンホールのふた1.jpg

法隆寺の五重塔らしいですが、どう見ても三重塔(^^;
町の木「くろまつ」と町の花「さざんか」、そして紅葉の名所「竜田川」。
たまたま写真に撮ったのがカラーでないのが残念です。


庭先や道路脇など、あちこちにきれいなお花が咲いていました。
20120512(04)紫の花.jpg

20120512(05)白い花.jpg


バカ話をしながら歩くこと約20分。ようやく法隆寺前に到着です。
20120512(06)法隆寺門前.jpg

残念ながら門前は、国道25号を渡って、さらにその先です。
奈良県警察のナポ君が電信柱で見守ってくれていました。
20120512(07)ナポくん.jpg


次回はいよいよ法隆寺の境内に潜入(笑)します。
(続く)

石山寺(番外) [神社・仏閣]

秋も深まって、朝晩はめっきり涼しくなりましたね。
皆様、風邪などひいていらっしゃいませんか?
そろそろインフルエンザも流行し始めるようです。
お気を付けください。


さて10月末に訪れた、近江国石山寺の番外編です。

お参りを終えて東大門を出たころから、雨が強くなってきました。
しょうがない、お店で一服します。

茶丈藤村。店先の柿が見事です。
石山寺54茶丈藤村.jpg


ランチョンマット。芭蕉に島崎藤村が登場しています。
石山寺55茶丈藤村2.jpg


「おうすとたばしる」のセットをいただきました。
石山寺56茶丈藤村3.jpg

「たばしる」は丹波大納言入り求肥もち。
”味もつやも日本一、いえ世界一の小豆[丹波大納言]に時間をかけて
 丁寧に蜜を吸わせて仕上げた甘納豆かのこ[釜あげ丹波大納言]
 それを粒そのままに胡桃とともにやわらかいお餅に収めました。”

近江を愛した松尾芭蕉が石山寺の境内で詠んだ俳句
 「石山の 石にたばしる あられかな」

では実食つかまつる。がぶり。
断面が醜くて申し訳ござらぬ。
石山寺57茶丈藤村4.jpg

胡桃の実と小豆がはんなりしていてとてもおいしいでした。
周囲のお餅がまたぷにゅぷにゅ。赤ちゃんのお肌みたい(^^)


小半時、雨宿りしてから石山寺駅へ戻ります。
途中で見かけた道路標識。
黄色の曲線表示に小枝が出ています(笑)
石山寺58道路標識.jpg


石山寺駅ではちょうど”まんが日本昔ばなし号”がやってきました。
石山寺59京阪1.jpg

”坊や~よい子だ金出しなゴホゴホねんねしな~♪”
石山寺60京阪2.jpg


先発の”縁”号に乗りました。
比叡山坂本ケーブルの”縁”号、”福”号と同じ塗装です。
石山寺61京阪3.jpg


浜大津駅では”機関車トーマス”のラッピング電車にも遭遇(^^)
石山寺62京阪4.jpg

先日の”けいおん!”といい、”戦国武将”といい、
京阪電車、頑張っていますねぇ。

(おしまい)




石山寺(2) [神社・仏閣]

またまた雨になってしまいましたね。
でも週末は晴れてくれるみたいで、ほっと一息です。

街中も、コートやマフラー姿が目立つようになりました。
近畿の紅葉も、そろそろ見頃のようです。

では、石山寺の続きです。


本堂にお参りし、源氏の間をちらっと見てから境内を巡ります。
経蔵付近から見下ろしたところ。
石山寺33紅葉.JPG

多宝塔は補修工事中なのでパス。
代わりに見上げた心経堂。
石山寺34心経堂.JPG

見下ろすと瀬田川が雨に煙っています。
石山寺35瀬田川.JPG


他の方は皆紫式部展へ行ってしまったので、ひとり砂利を踏みしめて歩きます。
石山寺36.JPG

源氏の苑の紫式部像。
石山寺37源氏苑の紫式部像.JPG

オトメサザンカがあちこちで咲いていました。
石山寺38オトメサザンカ.JPG

石山寺39オトメサザンカ.JPG

石山寺40オトメサザンカ.JPG

石山寺41オトメサザンカ.JPG


山道を下っていくと無憂園です。
石山寺42.JPG

石山寺43.JPG

石山寺44.JPG

真っ赤なトキワサンザシがたわわに実っていました。
石山寺45トキワサンザシ.JPG

石山寺46トキワサンザシ.JPG

石山寺47トキワサンザシ.JPG

これはムラサキシキブでしょうか。
石山寺48ムラサキシキブ.JPG


しばらくじっと庭園を眺めていました。
「雨に~濡れながら~佇む人がいる~♪」

なかなか味わい深い庭園でした。
石山寺49.JPG


木立の中に、補陀絡山。西国33箇所の土が埋められていて、
ここを一巡りすると33箇所まわってきたのと同じ御利益があるそうです。
石山寺50補陀絡山.JPG


水車が勢いよく回っていました。
石山寺51水車.JPG


門番のわんこ(^^)
石山寺52門番.JPG


石山寺の御朱印。散華の花びらをつけていただきました。
石山寺53御朱印.jpg


あいにくのお天気でしたが、それなりに楽しめました。
雨のお寺というのも、なかなかいいですね。

石山寺(1) [神社・仏閣]

10月の月末に訪れた、近江の国、石山寺です。

雨に煙る東大門。
石山寺18.JPG

東大門をくぐると、立派な参道がのびています。
両脇には霧島ツツジと桜の木。春も見事だそうです。
石山寺19参道.JPG

大津市の観光キャラクター「おおつ光ルくん」。
石山寺20おおつ光ルくん.JPG

石山寺21おおつ光ルくん2.JPG


山内案内図。
石山寺22山内案内図.JPG


手水舎。その下の鯉も手持ち無沙汰そう。
石山寺23手水舎.JPG

石山寺24手水舎の鯉.JPG


本堂へ向かう石段。結構急です。
石山寺25石段.JPG

石段を上り詰めたところに広がる境内。
前方が石山寺の名の元になった、硅灰石です。
本当なら多宝塔が見えるはずなのですが、あいにく補修中。
石山寺26境内.JPG

天然記念物の硅灰石。石灰岩に花崗岩が貫入した際にできたものです。
こちらの硅灰石は、”日本の地質百選”に選出されています。
石山寺27硅灰石.JPG


硅灰石の前を左に折れ、蓮如堂の脇を通ってさらに石段を登ると本堂です。
石山寺28蓮如堂脇.JPG

本堂入口。中に大きな提灯が吊るされています。
あっ、歴女さん見っけ!!
石山寺29本堂入口.JPG

石山寺の御本尊は如意輪観音さま。33年に1度しか開扉されない、勅封の秘仏です。

なお石山寺は西国三十三箇所の第13番札所です。
御詠歌:後の世を  願うこころは  かろくとも  ほとけの誓い  おもき石山


本堂の前に広がる、鬱蒼とした緑の森。
紅葉がすすめば、見事なことでしょうね。
石山寺30.JPG

石山寺31.JPG

石山寺32.JPG


さらに雨の境内を散策しました。
(つづく)

石山寺へ [神社・仏閣]

この土日もお天気はよくなかったですね。
せっかくの行楽日和なのに、ちょっと残念です。

ですが、秋は日に日に深まっているようです。
先日ちょっぴりお伝えしましたが、10月30日に石山寺へ行ってきました。
あいにくの雨模様でしたが、じゅうぶん紅葉の始まりを感じることができました。


まずは京阪電車京津線で浜大津駅へ。
夏の比叡山へ行くときもここを通りました。が、この日は逆方向へ。

やってきたのは600系、戦国大津物語のラッピング車両です。
側面には戦国武将などのイラストがラッピングされています。
個人的には、窓にラッピングして欲しくないんですけどね。
特に、腕だけにゅーっと出ているのは如何なものかと。
石山寺01京阪電車.JPG


浜大津駅から20分弱で石山寺駅到着。
石山寺02石山寺駅.JPG

雨が本格的に降りだしてきました。
駅前のロータリー、タクシーもいません。
石山寺03駅前ロータリー.JPG


こんな雨の中でも、瀬田川ではボートの練習が行われていました。
石山寺04宇治川.JPG

石山寺05宇治川.JPG


石山寺まで約10分ほど、雨の中を歩きます。
こんな時、相合傘だと風情があるのでしょうけどねぇ(^^;

道端のお花たちが傷心を慰めてくれます(笑)
石山寺06.JPG

石山寺07.JPG

石山寺08.JPG

石山寺09.JPG

石山寺10.JPG

石山寺11.JPG

石山寺12.JPG

石山寺13.JPG


この子はお花じゃないけれど(^^)
石山寺14.JPG

石山寺15.JPG

石山寺16.JPG

柿がたわわに実っていました。
石山寺17.JPG


さぁ、石山寺に到着です。
石山寺18.JPG

(つづく)

貴船神社 [神社・仏閣]

このところ週末になると雨が降ってきます。
この週末もお天気が悪いようですね。
せっかくの秋の行楽にもちょっと出足が鈍りますね。


さて8月の比叡山・鞍馬訪問の続きです。

鞍馬寺奥の院魔王殿から573m、標高差150mを下ってくると
貴船川のほとりにある鞍馬寺西門に至ります。

貴船川を朱色の橋で渡ります。
この辺り、夏は川床が続いています。
貴船神社01鞍馬寺西門前の橋.JPG


細い参道を少し登ると、貴船神社です。
しかし、人、人、人。人気がありますね。
貴船神社02貴船神社前.JPG

鳥居から拝殿へ続く石段。両脇の赤い灯篭が印象的です。
貴船神社03貴船神社参道.JPG


貴船神社は水の神様ですが、縁結びの神様でもあります。
そのせいでしょうか、女性のグループやカップルさんがたくさん。
男二人でお参りしているのがちょっと浮いていました(^^;
御拝殿でも行列ができていました。
貴船神社04貴船神社御拝殿.JPG


こちらの名物が、この「水占みくじ」。
ぱっと見たところ、何も書いていないようですが...。
貴船神社05水占みくじ.JPG


境内の池に浮かべてみると...。
貴船神社06水占みくじ.JPG

貴船神社07水占みくじ.JPG


あら不思議、自然に文字が浮かんできます。

貴船神社08水占みくじ.JPG

私のおみくじ、第29番吉でした。
うーん、「旅行 利なし行かぬが吉」。
これがちょっと気になりますねぇ。


いただいた御朱印です。
貴船神社09貴船神社御朱印.jpg


このあと、奥宮・結社の順にお参りするのが正しい参拝方法なのですが、
男二人は神社前の参道にあった茶店で一服(^^)

汗だくだったのでやっぱりかき氷。
すぐに平らげてしまったので写真はなし(笑)


参道のバス停から京阪バスで叡山電車の貴船口駅へ。
道が狭くすれ違うのにも一苦労。
できるだけ公共交通機関を利用して行きましょう。


叡山電鉄の貴船口駅。今頃は紅葉のトンネルになっているでしょうか。
貴船神社10貴船口駅鞍馬方.JPG

貴船神社11貴船口駅出町柳方.JPG

やってきたのは900系。
展望用に座席の配置が窓側に向いている、展望用の車両です。
貴船神社121叡山電鉄900系.JPG

残念ながら隣の鞍馬駅からもう既に満席のため、出町柳駅まで立ちっぱなしでした。
それでも一日、自然を満喫・楽しめた一日でした。
紅葉の今頃は、もっとたくさんの人出で賑わっているでしょうね。


翌日、足が棒のようになってしまったのはお決まりです(^^;

鞍馬寺奥の院へ [神社・仏閣]

先日は怒りの記事で大変失礼いたしました。
何が怒り狂ったかって、そりゃ書き上げた記事を保存している最中に
「技術的エラーが発生しました」
本当に、どついたろか!って思いましたよ、はい。

・・・。
いかんいかん、怒りに我を忘れるところでした。


気を取り直して、再度記事を書き直しました。
8月の暑い日、鞍馬寺を訪ねたときの続きです。

本殿金堂にお参りした後、奥の院を目指します。
奥の院へ向かう石段。ここはまだきれいな石段で登りやすいです。
鞍馬寺奥の院01奥の院への石段.jpg


霊宝殿。別名「鞍馬山博物館」、鞍馬山の文化財・動植物の標本を展示しています。
鞍馬寺奥の院02霊宝殿.JPG


霊宝殿の手前に与謝野鉄幹・晶子の歌碑。
鞍馬寺奥の院03与謝野鉄幹と晶子の句碑.JPG

こちらは冬柏亭(とうはくてい)。東京にあった与謝野晶子の書斎を移設してあります。
鞍馬寺奥の院04冬柏亭.JPG


冬柏亭の脇に、奥の院へと続く石段があります。
鞍馬寺奥の院05小さな門.JPG


小さな門をくぐり抜けると、本格的な登り道が始まります。
石段の間隔が歩幅と合わないので、歩きにくいです(^^;
鞍馬寺奥の院06石段.JPG


途中にある、息つぎの水。
牛若丸が奥の院へ兵法の修行に通う途中、この清水を汲んでのどの渇きを
潤したと伝えられています。清水はほんの少し、ちょろちょろとしか出ていません。
鞍馬寺奥の院07義経公息つぎの水.JPG


だんだん石段が険しくなって、本当に息切れがしてきます。運動不足を痛感。
屏風坂。
鞍馬寺奥の院08屏風坂.JPG

屏風坂にある地蔵堂。
鞍馬寺奥の院08屏風坂地蔵堂.JPG


その先にある、背比べ石。
奥州へ下る牛若丸が名残を惜しんで背丈を比べたそうです。
写真の左側、光が当たっているところです。
鞍馬寺奥の院09背比べ石.JPG

ここだけ木漏れ陽が差し込んでいました。
決して、手前にいたおじ様の頭が光り輝いていたからではありません(^^)

この背比べ石付近が一番標高が高い地点です。
本殿金堂からは約400m、標高は75mほど高くなっています。
ここからちょっと脇にそれて、大杉権現へ向かいます。


木の根道。岩盤が固く地下に根を張れない杉の根が地表に表れています。
牛若丸がこの木の根を飛び越えて兵法の修行をしたところだそうですが、
私にはとても飛び跳ねるような元気はないですねぇ(^^;
鞍馬寺奥の院10木の根道.JPG

案内によると約100mで大杉権現。もっと短いように感じたのは、
直前まで急な石段を登り続けていたからでしょうか。
鞍馬寺奥の院11大杉権現.JPG

拝殿の中で、数人の方が瞑想していらっしゃいました。


山道の脇には、白い四角の目印がいくつもあります。
鞍馬寺奥の院12植物観察中.JPG

植物観察中とか。さすが、自然の宝庫です。


背比べ石から少し下ったところが僧正ケ谷。
杉の大樹が聳え立ち、森厳の気が満ちるこのあたりは、謡曲の鞍馬天狗が牛若丸と
出会った所です。
こちらが僧正ケ谷不動堂。
堂内には伝教大師が刻んだと伝えられる不動明王が安置されているそうです。
鞍馬寺奥の院13僧正ケ谷不動堂.JPG

不動堂の前にあった、小さな池。
鞍馬寺奥の院14僧正ケ谷不動堂前の池.JPG

ガマでしょうか、カエルさんがじっと見守っていました。
鞍馬寺奥の院15僧正ケ谷不動堂のカエルさん.JPG


不動堂の向かい、少し上った所にある、義経堂。
鞍馬寺奥の院16義経堂.JPG


僧正ケ谷不動堂の先にも木の根道が続きます。
鞍馬寺奥の院17木の根道.JPG


その先に、ようやく奥の院魔王殿がありました。
鞍馬寺奥の院18魔王殿.JPG


こちらには、650万年前、金星より地球の霊王として天降り地上の創造と破壊を司る
護法魔王尊が奉安されています。ちょっと想像できないですね。
拝殿の後ろにある、御本殿。
鞍馬寺奥の院19奥の院魔王殿御本殿.JPG

こちらでも拝殿の中で数人の方が瞑想していらっしゃいました。


一服休憩の後、山を下ります。
ここからの距離は、このとおり。
鞍馬寺奥の院20奥の院からの距離標.JPG


貴船側の山道は、鞍馬側に比べて急峻で、しかも土の道です。
573mで標高150m分を下ることになります。これは登りたくないなぁ。
鞍馬寺奥の院21西門への下り道.JPG

間違ってもハイヒールなどでは登らないほうがいいと思います。
(実際、何人かブーツやパンプスらしき履物で登ってこられました)


鬱蒼と茂る、杉木立。なぜか鈴虫がリーンリーンと鳴いていました。
鞍馬寺奥の院22杉木立.JPG


急な山道を登ってくる方とすれ違いながら下ること約15分。
貴船川のほとりにある鞍馬寺西門に到着です。
鞍馬寺奥の院23西門.JPG

お嬢さん、足元は大丈夫?
それと、西門で必ず杖を借りて登ったほうがいいですよ。

さぁ、今度は水の神様、縁結びの神様である貴船神社にお参りです。
(つづく)

鞍馬寺 [神社・仏閣]

先週に続いてこの週末も日曜日は雨になってしまいましたね。
土曜日はいいお天気だったのですが。

そんな雨の中、なぜか心はそぞろに。
近江国は石山寺に行ってきました。
ちょっと紅葉には早かったでしょうか。
20111030石山寺速報.JPG
この詳細は近日中に。


さて真夏の比叡山を下り、鞍馬駅に到着しました。
ここから、胸元源義経が牛若丸と呼ばれていた頃に修行していた
鞍馬寺へと向かいます。

駅前にある天狗のオブジェ。
真っ赤なお鼻が見事です(^^)
鞍馬寺01鞍馬駅の天狗のオブジェ.jpg


駅前を左に曲がればもうそこに鞍馬寺が。
あっという間に仁王門です。
鞍馬寺02鞍馬寺門前.jpg

鞍馬寺03鞍馬寺仁王門.jpg


まずは手水で手と口を漱ぎましょう。
鞍馬寺04鞍馬寺の手水.jpg

鞍馬寺には宗教法人が営業している唯一の鉄道、鞍馬山鋼索鉄道があります。
片道191m、高低差89mを約2分で上り下りします。こちらは日本一短い鉄道だとか。

Wikipediaによると、
”鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては、現在唯一の運賃が無料の鉄道である
 (かつては箕面鋼索鉄道も無料であった)。
 ただし、諸堂維持の寄付金を1口100円寄付した人だけが無料で乗車できるように
 なっているので、寄付金100円が事実上の運賃と言える。なお、「運賃」扱いだと
 宗教法人といえども課税されるが、「寄付金」だと非課税扱いになる。”

運賃代わりの100円は寄付金だそうです。
なおこのケーブルカーに乗ると、鞍馬の火祭で有名な由岐神社を
通り越すことになりますので、そちらへ行ってみたい方は参道を上ってください。


この日はお客様が多かったのでいい写真が撮れませんでした。
ですので、写真もWikipediaより。
鞍馬寺05鞍馬山鋼索鉄道牛若号1.jpg

鞍馬寺06鞍馬山鋼索鉄道牛若号2.jpg

かわいい車体は三代目の牛若號IIIです。


山門駅から乗車、約2分で多宝塔駅へ到着。
さらに石段を上り詰めると本殿金堂に到着です。
鞍馬寺07鞍馬寺本殿金堂.jpg

こちらの狛犬、犬というよりトラ(?)みたいです。
鞍馬寺08鞍馬寺狛トラ?.jpg

鞍馬寺09鞍馬寺狛トラ?.jpg


鞍馬寺の御紋。まるで天狗の団扇みたい。
鞍馬寺10鞍馬寺御紋.jpg


いただいた御朱印。
鞍馬寺11鞍馬寺御朱印.jpg


さてこの後は奥の院へ向かいます。
難行苦行、このときは本当に苦しかった...。
(つづく)

比叡山延暦寺 [神社・仏閣]

昨夜は結構寒くなりましたね。
近畿では早くも木枯らし1号が吹きました。
昼間も気温が上がらず、肌寒い一日でした。


しかしブログの中は夏真っ盛り(^^)
8月の比叡山延暦寺ご訪問です。


ケーブルカーを降りて山道をとことこ歩きます。
舗装されているので歩きやすい。セミが鳴きまくっていました。

延暦寺といってもかなり広いです。
私と連れが訪ねたのは東塔(とうどう)と呼ばれる地域の、そのまた一部だけ。
まったく、罰当たりな参拝者ですm(_ _)m

東塔の境内案内図。
比叡山延暦寺01-1東塔境内.jpg


とりあえず表門。入山料をこの先で納めます。
神聖な雰囲気が漂っています。
比叡山延暦寺01表門.jpg


まずは、一隅会館で一服休憩。こちらは無料休憩所です。
ご存知の、「一隅を照らす」から名前がつけられているのでしょうか。

真夏だったので、定番のカキ氷。あまりに暑かったので写真を撮らずに
貪りついてしまいました。悟りの境地とは程遠いです(^^;


一息入れてから、根本中堂へ。延暦寺の中心となるお堂です。
比叡山延暦寺02根本中堂.JPG

ご本尊は薬師如来様。ご本尊の前には千二百年間灯り続けている、
「不滅の法灯」が安置されています。
比叡山延暦寺03根本中堂.JPG


根本中堂正面に、学生式の掲示が。
「国の宝とは何ぞや」ということが書かれています。
政治屋連中に読ませたいですね。
比叡山延暦寺04学生式.JPG


根本中堂の東側、石段を登ったところから見た根本中堂。
比叡山延暦寺05根本中堂.JPG


こちらには文殊楼。延暦寺の山門に当たります。
二階には文殊菩薩様が祭られています。
比叡山延暦寺12文殊楼.jpg


再び一隅会館の前に戻って、緩やかな坂を上ります。
右手に大講堂。ご本尊の大日如来様のほか、開祖最澄上人をはじめ
たくさんの肖像画が飾られています。
比叡山延暦寺06大講堂.JPG

大講堂前の手水。心なしか、水吐の龍も暑さに参っているようでした。
比叡山延暦寺07大講堂前の手水.JPG

こちらには鐘楼もあって鐘を突くこともできます。

このほか、水琴窟のある阿弥陀堂や法華総持院東塔など、見るべきところが
たくさんあります。

根本中堂と大講堂でいただいた御朱印。
比叡山延暦寺08根本中堂御朱印.jpg

比叡山延暦寺09大講堂御朱印.jpg



ちょうどお昼も過ぎたので、延暦寺バスセンターの食堂でお昼にしました。
私は冷たい門前そば。
比叡山延暦寺10門前蕎麦.JPG

連れは温かい延暦寺そば。
比叡山延暦寺11山菜蕎麦.JPG

大変おいしくいただきました。


さて、次はバスに乗って比叡山山頂経由、京都側へ下山します。

南都古寺巡礼(4)薬師寺 [神社・仏閣]

金曜日、雨がかなり激しく降りました。
台風の被害があった地域ではちょっと心配です。
またそれほど強く降っていなかった地域でも、上流でかなりの雨が降ると
河川が増水して大変なことになりますからお気をつけください。


では古都奈良の寺社紹介の続きです。
お盆過ぎの暑い日、奈良へ行きたいという知人と出かけてきました。
興福寺、春日大社、東大寺と巡って奈良駅へ。
まずは交通の要所、大和西大寺駅へ。

近鉄電車の車窓に平城京跡が広がります。
見えるのは再建された朱雀門。
西ノ京01朱雀門.jpg


大和西大寺駅で近鉄橿原線に乗り換え2駅。西ノ京駅で下車。
薬師寺に向かいます。

薬師寺といったら東塔(三重塔)が有名ですね。
西ノ京02薬師寺東塔.jpg

六重塔のように見えますが、大きな屋根の下に裳階(もこし)という小さな裾が広がっています。

金堂。
西ノ京03薬師寺.jpg

東院堂。
西ノ京04薬師寺.jpg


中門の南側に、鉢植えの蓮の花が並んでいました。
西ノ京05薬師寺.jpg

西ノ京06薬師寺.jpg

西ノ京07薬師寺.jpg

まさに極楽浄土といった雰囲気。この感じが大好きです。


手水舎。六根清浄と書かれています。穢れまくっているからなぁ、私。
西ノ京08薬師寺.jpg


中門を潜り抜けて伽藍の中へ。
右側には東塔が、左側には1981年に再建された西塔がそびえています。
西ノ京09薬師寺東塔.jpg

西ノ京10薬師寺西塔.jpg


正面の金堂へ。
窓が開かれているので、外からでもご本尊を拝むことができます。
デジカメの最大望遠で。

ご本尊の薬師如来様。
西ノ京11薬師寺薬師如来.jpg

脇侍の日光菩薩様。
西ノ京13薬師寺.jpg

同じく、月光菩薩様。
西ノ京12薬師寺.jpg


うーん、”NO PHOTO”って書いてある。
近くでストロボ撮影はだめでしょうけど、こんな場合はどうなんでしょう。
ダメだったら削除しますのでご意見よろしくお願いします。


金堂ではちょうど法話が行われていました。ご陪席させていただき、
ありがたいお話を聞かせていただきました。


北側では萩の花がひっそりと咲き始めていました。
西ノ京14薬師寺萩の花.jpg

暑い夏の一日でした。

南都古寺巡礼(3) 東大寺 [神社・仏閣]

皆さんどうも。
今回も多忙のため事前の予約投稿です。
折をみて皆様のところへも訪問させていただきます。
今しばらくお待ちくださいね。


さて奈良の興福寺、春日大社と巡ってきました。
ときたら次はここへ行かねばなりません。
(というか、最初に行くべきなんですが...)

そう、大仏様で有名な東大寺です。


門前のお店。さすがにここは訪問客が格段に多いです。
外人さんも多数発見。ここでも相変わらず鹿に襲撃されています(^^)
奈良東大寺01.JPG

高校生の頃、土曜日の午後によく”外人ハント”と称して
学校の先輩に連れてこられたものです。(- -)v-~(遠い目...)


南大門。「大華厳寺」と書いてあります。
奈良東大寺02.JPG

東大寺は南都六宗のひとつ、華厳宗の大本山であり、
正式名称は「金光明四天王護国之寺」(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)です。

東大寺南大門といえば左右の金剛力士像が有名ですね。
奈良東大寺03.JPG

奈良東大寺04.JPG


金堂。いわゆる”大仏殿”です。世界最大級の木造建築物はさすがに大きい。
奈良東大寺05.JPG


中にいらっしゃるのは当然大仏様。高さ14.7m。
正面、右、左から見るとそれぞれ微妙に表情が異なるそうです。
奈良東大寺06.JPG

奈良東大寺07.JPG

奈良東大寺08.JPG



脇侍の虚空蔵菩薩と如意輪観音菩薩。
小さなお寺ではご本尊として祀られていることが多いですが、
さすがにここでは大仏様の左右に控えていらっしゃいます。
奈良東大寺09.JPG

奈良東大寺10.JPG


ぐるりと大仏様を一周したところになにやら行列が。
柱の穴をくぐり抜けるために並んでいます。
奈良東大寺11.JPG

穴の大きさは大仏様の鼻の穴と同じ大きさだとか。
大の大人も必死にくぐり抜けていました。
私は小学校の遠足で経験済み(^^)。



さてそろそろお腹が空いてきました。
三条通にある”三好野”。
高校生の頃、”びっくりうどん”でよくお世話になりました。
奈良東大寺12.JPG


びっくりうどん定食、470円。
うどんの量が2玉分あります。そこにお稲荷さんと冷奴。
お稲荷さんも、何気に巨大(笑)
奈良東大寺13.JPG

知人はにしんそば定食。身欠き鰊がおいしそう(^o^)
奈良東大寺14.JPG

高校生の頃と変わらない味、ごちそうさまでした。
ちなみにうどんは関西風のふにゃふにゃうどんですので、
讃岐うどんのようなコシを期待してはいけませんよ(^^)


再び近鉄奈良駅まで戻ります。
東向商店街、せんとくんとまんとくんが並んでいます。
奈良東大寺15.JPG


近鉄奈良駅改札前、せんとくんと写真がとれますので、お好きな方はどうぞ。
奈良東大寺16.JPG


再び近鉄電車に乗って西ノ京へ向かいました。
(つづく)

南都社寺巡礼(2)春日大社 [神社・仏閣]

秋の連休に入りましたが、皆さんはお出かけ等されているのでしょうか。
私は残念ながら所用のため出かけられません→”所用で”出かけてるっつーの(笑)
そのため本記事も予約投稿です。


さて8月のお盆過ぎに友人と出かけた奈良散策。
興福寺で阿修羅像とご対面の後、鹿せんべいを買ったとたん鹿に腹を噛まれたりしました(笑)が、
何とか振り切って次の場所、春日大社へ向かいます。

参道。木漏れ日がきれいです。
奈良春日大社01.JPG

が、この日は暑かったぁ(^^;
鹿さんも木陰でくつろいでいます。
奈良春日大社03.JPG

得意の、”シカト”のポーズ。
奈良春日大社02.JPG

”シカト”というのは、花札の紅葉10点札で、鹿がプイッと無視するように
横を向いているところから、”鹿の10(とお)”→シカト、となったそうです。
シカト.jpg


酒樽がたくさん積んであります。
皆さんはいくつご存知ですか?
奈良春日大社04.JPG


2の鳥居。しかし暑かった。ここまでで既に汗だく。
歴女っぽいグループも結構見かけました。
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鳥居脇の狛犬ならぬ、狛獅子?
奈良春日大社12.JPG

奈良春日大社13.JPG


手水舎。鹿が咥えた巻物から水が出ています。
奈良春日大社06.JPG


南門。朱色がとてっも鮮やかです。
奈良春日大社07.JPG


中門・御廊。この奥に御本殿があります。
奈良春日大社08.JPG


北回廊の東角、藤浪之屋では釣燈籠に明かりが灯されていて、万燈籠の雰囲気が味わえます。
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有名な砂肝砂擦りの藤。噴き出す細かな霧が気持ちよかったです。
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おみくじも藤色でした(^^)
今回は末吉。世の中のお役に立つよう努めます。
奈良春日大社11.JPG


さて、それでは次に向かいましょう。
(つづく)


南都古寺巡礼 [神社・仏閣]

10月も半ば、かなり涼しくなりましたね。
今回は古典的な奈良の古寺、といっても有名な興福寺を紹介します。


8月お盆明け、知人が奈良に行きたいというので同行。
大阪難波駅から奈良行の快速急行に乗車します。
やってきたのは阪神9000系。銀色と黄色の組み合わせが近鉄線内では目立ちます。
奈良興福寺01.jpg

奈良まで近鉄電車で約40分。
近鉄奈良駅、観光案内所でせんとくんがお出迎え。
奈良興福寺02.jpg


ちょっと南へ下って三条通を東へ進み、猿沢池へ。
亀がやたらめったら多かった記憶があります。
奈良興福寺03.jpg


石段を上り、西国三十三箇所第9番札所、興福寺南円堂です。
ただし扉が開かれるのは10月17日の大般若経転読会という行事の日のみです。
奈良興福寺04.jpg

龍の水吐き。
奈良興福寺05.jpg

興福寺といえば、やっぱり阿修羅像ですね。
国宝館で見ることができます。
この写真はWikipediaより。
奈良興福寺07.jpg

興福寺にはこの阿修羅像(「乾漆八部衆立像8躯」の1躯)をはじめとして
国宝が26件もあります。

こちらは五重塔。1426(応永33)年頃の再建で高さ50.1m。
京都東寺の五重塔に次いで日本で二番目に高い木造塔です。
奈良興福寺06.jpg


悠々と鹿が闊歩していきます。
奈良興福寺08.jpg


鹿せんべいの売り場。奈良公園のあちこちにあります。
奈良興福寺09.jpg


鹿せんべい売りのおばちゃんには従順ですが、観光客には突進してくるのでご注意を!
奈良興福寺10.jpg


次は春日大社に向かいます。
(つづく)

ここはどこ? [神社・仏閣]

台風一過、大阪もかなり涼しくなりました。
昨日はシャツの袖をまくっていると、ちょっと肌寒く感じるくらいでした。
今日はまたお昼の気温が上がるようですが。


さて今回は、真夏の8月に出かけた某所です。
ここはいったいどこでしょう?皆さんも考えてみてくださいね。

ここはどこ(01).jpg

ここはどこ(02).jpg



京都の西芳寺? 残念、違います。



ここはどこ(03).jpg

ここはどこ(04).jpg

ここはどこ(05).jpg



蓮の花だけじゃ、どこかわからないよなぁ(^^;




これならどう?

ここはどこ(06).jpg



正倉院? 校倉造には間違いないけど、これはちょっと小さいよ。



ここはどこ(07).jpg



端っこにちょっとだけ建物が...。



これでもうわかるでしょう(^^)

ここはどこ(08).jpg






ここはどこ(09).jpg

そう、奈良の唐招提寺でした。


暑い夏の日、終わりかけの蓮の花を愛でていました。
汗だくになりながら...。


ということで、その後はこれ。

ここはどこ(10).jpg

宇治ミルク~!!
冷たくておいしかった(^^)
生き返るぅ~(笑)



ピンポーン!

おや、こんな時間に誰か来たみたいだ、いったい誰だろう...(続く)

夏の長谷寺 [神社・仏閣]

まだまだ残暑が厳しいですね。どうぞ皆様もご自愛ください。

さて最初にお詫び申し上げます。
しばらく実家へ戻っていた関係で、コメントへの返信と皆様のところへのご訪問が
大幅に遅れてしまっています。少しずつ返信・ご訪問させていただきますので、
どうぞご容赦願います。


8月11日、お盆休みをいただいて実家へ帰りました。
ちょうど姪っ子2人も帰ってきていて、まぁ賑やかなこと。

翌朝、母・姪っ子2人の合計4人で早朝の長谷寺へお墓参りしました。

まだ薄暗い門前町。街燈がまだついています。
20110811(01)門前.jpg

崇蓮寺さんの一言。「嘆いても一生、明るく生きても一生」
20110811(02)崇蓮寺の一言.jpg


長谷寺の門前です。仁王門、修復工事中でした。
20110811(03)長谷寺.jpg

下の登廊。上中下の3つの登廊、上に行くにつれてだんだん急になります。
20110811(04)長谷寺下の登廊.jpg

両側は水路になっていて、サワガニがたくさん見つかりました。
20110811(05)サワガニ.jpg

中の登廊。ちょうど中ほどに「牛の目」と呼ばれる穴があり、その段は踏まずにとばします。
20110811(06)中の登廊.jpg

上の登廊はさすがに急で、写真を撮るのを忘れてしまいました。
上りきったところの右手に、芭蕉と里見とん(弓へんに享)の句碑が新しくできていました。
「春の夜や 籠り人(ど)床し 堂のすみ (芭蕉)」
20110811(07)芭蕉の句碑.jpg

ご本堂への入口。早朝にもかかわらず、結構な参拝客がいらっしゃいました。
20110811(08)本堂入口.jpg

舞台からの眺め。真ん中やや右の建物が仁王門です。正面は与喜山の連なりです。
20110811(09)舞台からの眺め.jpg

舞台から眺めたご本尊、十一面観世音菩薩さま。
20110811(10)拝殿とご本尊.jpg

定番の撮影ポイントにも足場が組まれていました。
20110811(11)五重塔.jpg


大師堂。
20110811(12)大師堂.jpg

五重塔。
20110811(13)五重塔.jpg

共同墓地のほうへ向かう途中、白いお花が咲いていました。
20110811(14)お花.jpg


お墓参りを終えて下ってきます。
本坊へ続く道。箒目がきれいにたてられています。
20110811(15)本坊への通路.jpg


管主さまとすれ違いました。さすが母は顔なじみです。

池の亀。小さい頃、初瀬川で捕まえた亀をよく連れてきましたが、
その頃の亀はまだいるでしょうか。
20110811(16)池の亀.jpg

蓮の花が一輪だけ咲きかけていました。
20110811(17)蓮の花.jpg

西国三十三箇所第8番長谷寺の御詠歌。
「幾たびも 参る心は初瀬寺 山も誓いも 深き谷川」
20110811(18)御詠歌.jpg


ご先祖様にただただ感謝、感謝です。

大宮・氷川神社 [神社・仏閣]

最近私のノートPCの調子が悪いのか、ソネブロの調子が悪いのか、
なかなかうまく繋がりません。いや、正確に言えば繋がるのですが、
書き込んでもエラー、ひどいときはnice!ですら反応してくれません。
従いまして、皆様のところへのご訪問が遅れております。
どうぞご容赦願いますm(_ _)m


さて皆さんは初詣を済まされましたでしょうか?
私は昨日ようやく初詣をすませることができました。
武蔵国一ノ宮、大宮の氷川神社にお参りしてきました。

これまでは1の鳥居から歩いたのですが、今年は足がちょっと痛かったため、
JR大宮駅東口から出て、2の鳥居からお参りさせていただきました。
立派な2の鳥居です。
20110109(01)氷川神社1.JPG

参道にはたくさんの屋台が並んでいます。
朝早めだったのですが、どのお店も書き入れ時とあって
威勢よく準備されています。
20110109(02)氷川神社2.JPG

ただゴミをあさるカラスの大群には閉口しました。
歩いているすぐ前を黒い大きな塊がさっと横切ると、さすがにぎょっとしますね。

3の鳥居を入るとさすがに屋台はなくなります。
20110109(03)氷川神社3.JPG


見事な朱色の楼門。
20110109(04)氷川神社4.JPG

楼門をくぐると舞台がありますが、その前に大きなウサギの絵馬が。
20100109(05)氷川神社5.JPG

20100109(06)氷川神社6.JPG


立派なご拝殿。奥のご本殿は残念ながらほとんど見えません。
ご拝殿脇のご祈祷受付には、たくさんの人が並んでいました。
20100109(07)氷川神社7.JPG

時節柄、合格祈願の絵馬がたくさん奉納されていました。

この日は氷点下3.6度まで冷え込んでいたそうです。
神池にも薄氷が。
20100109(08)氷川神社8.JPG

お札や破魔矢のお渡し所前には炭火が並べてありました。
20100109(09)氷川神社9.JPG


今年のおみくじ。100円で占ってもらえます(^^)
結果は...末吉。
20100109(10)氷川神社おみくじ.JPG

心正しく、軽挙妄動を慎むべしとのお達しです。
旅行、よし。 勝負事、負ける。
・・・。今年も旅行三昧になりそうです(笑)

紅葉の吉野山(後編):金峯山寺の蔵王権現様 [神社・仏閣]

木々が色づいた吉野山を、奥千本口から中千本まで下ってきました。
目指す蔵王堂、金剛蔵王権現様はもう目の前です。

二天門跡。金峯山寺は南を向いていますので、本当はこちらが正面です。
かつてここには立派な門があり、鎌倉幕府打倒の烽火を上げた大塔宮護良親王が
鎌倉方に攻められた際、村上義光が親王の身代わりとなって門の上で
自害したといわれています。
吉野詣(27)二天門跡.JPG

蔵王堂の前に広がるのは四本桜。鎌倉方に攻められた大塔宮護良親王が
落城前にここで最後の酒宴を催したとされています。
吉野詣(28)四本櫻.JPG

金峯山寺の本堂、蔵王堂(国宝)です。
山上ヶ岳の大峯山寺本堂(「山上の蔵王堂」)に対し、山下(さんげ)の蔵王堂と
呼ばれています。
金峯山寺の本堂で、秘仏本尊の蔵王権現(約7m)三体のほか、多くの尊像を
安置しています。重層入母屋造り檜皮葺、高さ34m、四方36m。
東大寺大仏殿に次ぐ巨大な木造建築物と言われています。
吉野詣(29)-1蔵王堂.JPG

拝観する際に靴入れとしてステキなエコバックをいただきました。
もちろん、靴はコンビニ袋に入れてから使いましたよ(笑)
吉野詣(29)-2金峯山寺エコバッグ.JPG

金峯山寺本堂(蔵王堂)にお祀りされているご本尊は、金剛蔵王大権現(重文)です。
今から約1300年前、金峯山の山上ヶ岳に役行者が一千日の修行に入り、
感得された権現仏です。権現とは権(仮り)に現われるという意味で、
釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)が仮の姿を現して
過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済を誓願されたそうです。
また金剛蔵王とは仏教でいう金剛界と胎蔵界を支配するという意味も
表しているそうです。

このご本尊は秘仏で一般には公開されていないのですが、平城遷都1300年祭を
記念して2010年9月1日から12月9日まで特別にご開帳されています。
パンフの写真、左から弥勒菩薩(未来世)、釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)の権化。
吉野詣(30)-1金峯山寺蔵王権現1.jpg

中央のご尊像のアップです。
吉野詣(30)-2金峯山寺蔵王権現2.jpg

蔵王権現の姿は密教の明王像と類似した激しい忿怒相で、怒髪天を衝き、
右手と右脚を高く上げ、左手は腰に当てています。
右脚を高く上げているため、左脚1本で像全体を支えているのが特徴です。
背後の赤い炎と青黒い体が印象的で、中央の像は728cmもある巨大なものです。
この他、堂内には木造蔵王権現立像や木造聖徳太子立像などが多数安置されています。


蔵王堂の北側に回ると仁王門(国宝)です。
入母屋造、本瓦葺きの二重門です(二重門とは2階建て門のうち、
1階と2階の境目にも屋根の出をつくるものを指します)。
仁王門は北を正面とし、蔵王堂とは背を向けるように建っていますが、
これは熊野から吉野へ(南から北へ)向かう巡礼者と、吉野から熊野へ
(北から南へ)向かう巡礼者の双方に配慮したためといわれています。
吉野詣(31)金峯山寺仁王門.JPG


仁王門に続く参道の両側には旅館やお土産物屋さんが並んでいます。

銅鳥居(かねのとりい、重文)。聖地への入口、俗界と聖地の境界を
象徴する建造物です。吉野から大峯山(山上ヶ岳)までの修行道には
発心門、修行門、等覚門、妙覚門という、悟りへの4つの段階を
象徴した門が設定されており、そのうちの「発心門」にあたるのが
この銅鳥居です(奥千本口の金峯神社入口の鳥居が「修行門」)。
東大寺大仏を鋳造した際の余りの銅で造ったという伝承がありますが、
現在の門は室町時代の再建です。
吉野詣(32)銅鳥居(発心門).JPG

街中の紅葉。電線がちょっと気になります。
吉野詣(33)町並みの中の紅葉.JPG


黒門。黒塗りの高麗門で金峯山寺の総門です。昔は公家・武士でも
この門からは馬・かごから降りて歩いたそうです。
現在の門は1985年の再建です。
吉野詣(34)黒門.JPG


黒門からすぐそこがケーブル吉野山駅、ケーブルで下ると近鉄吉野駅。
もう吉野山ともお別れです。
吉野詣(35)再び近鉄吉野駅.JPG

帰りの近鉄特急は16000系、2両編成でした。
吉野詣(36)-1近鉄16000系.JPG

乗った列車の内装は若干変更されていましたが、この形式の古いものが
大井川鉄道にて現役で走っています。
(参考写真:大井川鉄道16000系、2005年撮影)
吉野詣(36)-2大井川鉄道16000系(2005).jpg


ひどい雨にも降られず、心穏やかな晩秋の一日でした。

最後に、ケーブルの駅でいただいたガイドマップを掲載しておきます。
ご参考にどうぞ。
吉野詣(37)吉野山観光案内図.jpg


※ 翌日以降、ひどい筋肉痛に悩まされました。修行不足か、イテテテテ(笑)

香取神宮(3)要石・奥宮 [神社・仏閣]

香取神宮ご紹介の続きです。

御本殿へのお参りをすませた後、参道を戻ります。
神池の下から、護国神社の脇を通り要石に向かいます。
「要石道」の道しるべ。足元があまりよくないので注意。
香取神宮(21)要石道.JPG

要石。鹿島神宮のものは真ん中が凹んだ形でしたが、
こちらのは凸形のようです。というかまん丸みたい。
光の加減でつるつるに光っているようにも見えますね。
香取神宮(22)要石1.JPG

香取神宮(23)要石2.JPG

貞享元年(1684)、水戸光圀公がご参拝の折、これを
掘らせたそうですが、根元を見ることができなかったと
いわれています。
鹿島神宮の要石とつながっているのでしょうか。

なお要石へは総門と楼門の間を抜けて直接行くこともできます。


参道を朱塗りの大鳥居まで戻ります。
鳥居に向かって左手、小さな公園の隅に奥宮への参道があります。
ちょっと登りが急で、木立の中を通ります。
香取神宮(24)奥宮参道.JPG

奥宮。経津主大神の荒御霊を祀ります。現在の社殿は昭和48年の
伊勢神宮御遷宮の折の古材によるものだそうです。
香取神宮(25)奥宮1.JPG

香取神宮(26)奥宮2.JPG
人の気配もなく、静かで落ち着く雰囲気です。


雑多に咲く道端の花がきれいでした。
香取神宮(27)花1.JPG

香取神宮(28)花2.JPG

香取神宮(29)花3.JPG

香取神宮(30)花4.JPG


春の桜、秋の紅葉が見事だそうですので、その時期にまた
訪ねてみたいと思います。
ありがとうございました。

香取神宮のしおり
香取神宮しおり表.jpg香取神宮しおり裏.jpg



(おまけ)乗った電車にうまく座れたので、新橋まで。
     かめやさんで、いつもの「冷天玉そば」(410円)を
     いただきました。ウマウマー。
香取神宮(31)冷やし天玉蕎麦.JPG


香取神宮(2) [神社・仏閣]

「幸せのおすそわけ」企画には、たくさんご参加いただき、
本当にありがとうございました。
現在当選者確定のための作業中です。発表まで今しばらくお待ち下さいね。
※※※ この企画は終了いたしました ※※※

さてちょっと間が空いてしまいましたが、香取神宮の続きです。

御拝殿に向かって右、御神木の奥に祈祷殿(パンフでは神楽殿)があります。
徳川綱吉の寄進によるもので、かつて御拝殿であったものだそうです。
香取神宮(11)神楽殿.JPG

さし石。かつて力比べに使われたそうです。
よく持ち上げられますね、こんな重そうな石を。
香取神宮(12)さし石.JPG

楼門内左右の狛犬2体。木彫りじゃないですよね。
香取神宮(13)楼門の狛犬1.JPG香取神宮(14)楼門内の狛犬2.JPG

楼門向かって右にある、黄門桜。水戸光圀公(水戸黄門様)が
ご参拝の折にお手植えされた桜だそうです。
香取神宮(15)黄門桜.JPG

総門の下にも狛犬が鎮座しています。
なぜか左の狛犬はファイル欠損で映っていませんでした...。
香取神宮(16)総門前の狛犬.JPG


参道脇の神池。百日紅が美しい。
香取神宮(17)神池の百日紅.JPG

香取神宮(18)神池.JPG

御朱印は御拝殿脇の神札授与所でいただけます。
香取神宮御朱印.jpg

次回は要石と奥宮、その他をご紹介します。

香取神宮(1) [神社・仏閣]

香取神宮は千葉県香取市にある神社です。下総国一之宮で、
全国に約400ある香取神社の総本社です。

御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ、伊波比主命(いはひぬしのみこと))、
創建は紀元前643年と伝えられており、常陸国風土記にも記載されています。

また古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が篤く、奈良の春日大社や
宮城の塩竃神社を始めとして、香取大神を御祭神とする神社は全国各地に
及んでおり、家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、
縁結び、安産の神として深く信仰されています。また平和・外交の祖神として、
勝運、交通安全、災難除けの神としても有名です。

門前のお土産屋さん街を通り抜けて大鳥居の前に。
朱塗りの大鳥居。桜の時期は特に見事だそうです。
香取神宮02朱塗りの鳥居.JPG

参道。両側に木々が鬱蒼と茂っています。
玉砂利がサクサクと気持ちいいです。
両側の灯籠は寄進されたもので、新旧いろいろ並んでいます。
香取神宮03玉砂利の参道.JPG

二の鳥居。こちらは石造りの鳥居です。
香取神宮04二の鳥居.JPG

二の鳥居の先は総門。
香取神宮05二の鳥居先の総門.JPG

総門の先に手水舎があります。
香取神宮06手水舎.JPG

この辺り、先帝陛下や今上陛下お手植えの松などが
たくさん植えられています。
香取神宮06天皇陛下御親拝植樹.JPG
さすが、4月の例大祭には宮中から勅使が派遣される、
格式高い神社です。


楼門。随身は向かって右が竹内宿禰、左が藤原鎌足、
扁額は東郷平八郎元帥の筆だそうです。
香取神宮07楼門.JPG

御本殿。元禄13年(1700)、徳川幕府による造営。
正面柱間三間の流造に後庇を加えた両流造り。
現在の屋根は檜皮葺ですがもとは柿葺だったそうです。
香取神宮08御拝殿.JPG
左側の松は大正天皇お手植えの松だそうです。

御拝殿に向かって右側にある御神木。
香取神宮09御神木.JPG


境内に、この神社に因んだ海上自衛隊練習艦かとりの錨が
鎮座していました。
香取神宮10かとりの錨.JPG

次回はさらに境内の様子をご紹介します。

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